Hanaの茶舗めぐりシリーズ・再び京都へ。
京都は玉露・日本一の生産地。宇治茶というブランド、そして世界に誇る日本の観光都市ということもあり、お茶の価格はお高めです。
茶舗がひしめき合う京都の中心地・東山区に「茶匠・清水一芳園(しみずいっぽうえん)」京都本店があります。
京都:茶匠・清水一芳園 本店
コンテンツ
お店について
- 営業時間:11:00〜16:00
- 店休日:月曜日
- 店舗販売:あり(抹茶・煎茶)
- イートイン:あり(カウンター席・テーブル席)
- 展開店舗:京都(直営)・千葉・札幌・香港・台湾(FC)
清水一芳園は1945年創業の茶専門問屋。
ですが、実店舗はカフェスペースがメイン。茶葉の販売は限られた種類のみ。国内での直売店はこちらの京都店のみです。
アクセス方法
京都駅からならおススメはタクシー!
- バスの場合:「三十三間堂前」下車。徒歩7分ほど。(京都駅から230円)
- タクシーの場合:京都駅から10分程。「三十三間堂」と「智積院」の角を曲がった場所。(京都駅から720円でした。)

2人以上なら待ち時間もないタクシーが良いね。
食べログにお得なクーポンあったよ。
ある冬の日曜日、訪れてみた。

京都本店です。日曜日、開店五分ほど前に到着しました。見た目、普通の家です。
店の前には既に数名の待ち人が。開店とほぼ同時の到着でしたので、すぐに入店できましたが、それでもすぐに満席となりました。
この日は年末のシーズンオフの時期でしたので、春の桜の季節や、紅葉シーズン中は混雑していると思われます。

清水家五訓

席を待っている間に、『清水家五訓』を予習します。
- 篤く三宝を敬え
- 布施の心を我が心とせよ
- 不易流行を心得るべし
- 世間様に迷惑をかける無かれ
- 何事も徹底すべし
とあります。とても実直な代表が、誠実にお茶に向かい合っていらっしゃることが分かります。
ブレンド無し!宇治茶100%!いっぽうえんのこだわりの茶葉
清水家五訓からわかる通り、実直な代表によってつくられた茶舗。予想どおり、お店で提供する素材へのこだわりがすごいです。

なんと、清水一芳園のお茶は一切ブレンド無し! 宇治抹茶100%!!
これはすごい!

産地の名称を冠して「○○茶」とうたっていても、案外茶葉を色々ブレンドして使っているお茶屋さんもあるにはあるようなので。(注:ブレンドが悪いという意味ではありません。)
高級茶葉の代表格である『宇治茶』を、100%ピュア宇治茶で提供できるとは・・茶舗のお茶への情熱が伝わってきます。
期待しながら、入店。

明るくて清潔、広々とした店内です。外観が普通の家だったので、ちょっと心配していましたが。笑
店員の方も優しくて、笑顔が素敵。とても居心地の良い空間になっていました。この雰囲気だけで、また訪れたくなる。
カフェメニュー

茶人にとって、魅力的なメニューがたくさん。ネーミングが秀逸で、食欲をそそります。
スイーツは かき氷・パフェ・ぜんざい。ランチは お茶漬け・カレー がありました。

かき氷が有名みたいだね。ほとんどの人はかき氷を注文していたし。
でもHanaが食べたのはこちら。

お茶好きなら絶対食べたい!期間限定・抹茶ティラミスパフェ

結論から申し上げますと、この茶舗を 12-4月 に訪れることができたら、絶対にこの『抹茶ティラミスパフェ』を食べてください。断言します。あなたが抹茶好きなら、食べなかったら後悔します!
Hana、抹茶パフェ大好きで、色んなお店でそこそこ食べてまいりましたが、こちらの『抹茶ティラミスパフェ』が、Hana史上一番美味しい!(2019年12月時点)
出会ってしまった・・

見た目も美しい抹茶パフェ
まずその見た目にノックアウト。抹茶パフェらしからぬ、この華やかなデザイン。
一番上にふんわりトッピングされているのは、黄金色に輝く飴細工。とにかく美しいです。

横から見ても美しい。
もちろん食べても美味しい抹茶パフェ
上から、
- 飴細工
- 抹茶パウダー載せ・マスカルポーネティラミス
- フリーズドベリー(ブルーベリー&ラズベリー)
- 抹茶チョコ
- 餡子
- 宇治抹茶アイス
厳選された素材がたっぷりと敷き詰められています。
全ての素材それぞれが際立っていて、とても美味しいんです。それぞれを味わっても、ミックスして食べても美味しい・・。飴細工のパリパリ感がいい仕事しています。
もう一度言います。Hana史上、現時点No.1抹茶パフェです。
技術の結晶!エスプーマパフェ

エスプーマとは・・調理器具の名前で、あらゆる食材をムースのような泡状にすることのできるもの。このパフェは、トップの抹茶クリームがエスプーマ状になっています。
- 白玉
- スライスバナナ
- 抹茶アイス
- クランチチョコ
- ぶぶあられ
「ちょこっと食べたい方用」とメニューの説明書きにありましたが、全然ちょこっとではありませんでした。笑
月替わり!限定コラボかき氷
やはりこのお店の一番人気は、限定のコラボレーションかき氷のようです。この日は「アニは夜更けすぎに」という名前のかき氷になっていて、こちらを注文されている方がたくさん見えました。
しかしこのかき氷、かなり大きい!巨大かき氷のカテゴリです。なかなか冬には1人で食べきれないかも・・
茶葉の店頭販売もあります。


玉露・煎茶・抹茶・お茶にまつわるものが販売されています。
この日は、抹茶「八瀬」を購入しました。やはり宇治抹茶ということで、なかなかのお値段しますね。しかし『清水家五訓』から伝わってくるように、かなり期待できそうなお茶なので!またレポートします。
「銘茶表ありますか?」と尋ねたら、「無い」と言われました。笑 お茶屋さんで銘茶表が無いお店は初めてです。
清水一芳園(いっぽうえん)。京都に来たら是非訪れてみてください。