新しい帛紗をおろすときはいつも心が清々しいもの。
しかし、いざ「箱から出して懐中しよう!」と思っても、
「あれ?たたみ方がわからない!」
ということもしばしば・・。
普段使っているお稽古用のふくさは、長年の修練の跡が染み付いており、抹茶で一部が緑色になっているため、この練習の痕跡が、帛紗の向きを間違えない1つの目印になっています。

Hachi
使いすぎでしょ。
しかし、新しい帛紗にはこのカンニングマークが無い!折り目も無いしで、なんだかよくわからない!
新品の帛紗がマストのお茶会のお手伝い。
Hanaもよくお友達に質問されます!

Hana
それでは、「新しく買った帛紗 懐中するための折畳み方」を写真に沿って紹介しますよ!
ふくさのたたみ方 裏千家 懐中用

では、こちらを懐中していきましょう。
稀にちんぷんかんぷんな折り目がついたまま売られていることがあるので、
やっぱり自分で今一度確認した方がいいね!

Hana

- 「わ」を右側になるように持つ。( 閉じ目のない側が「わ」または「わさ」。 )

- 「わ」を右にして広げて、折り目のとおり向こう側に折りたたむ。

- 横長の長方形にして、折り目に従い、更に向こう側にたたむ。

- ここからは折り目がついていませんが、②、③と同じく向こう側に折りたたむ。

- 今までどおり、向こう側に折りたたむ・・



できた!
*この状態で懐中します。
「四方さばき」か「真」にさばくと、
自分の折りたたみ方が正解か一発でわかるよ!

Hana

Hachi
「草」にさばくだけではわからない!気づかないうちに反対側に折り目がついていて、いざ点前のときに困ったりするんだよな。
帛紗はインターネットがお値打ちです。
Hanaはいつも楽天市場で買っています。お店よりも、安くて、早くて、口コミもわかるし、ポイントもつくので。