TOYOTA自動車で有名な豊田市は、実はお茶の名産地。
愛知県のお茶の産地といえば西尾市が有名ですが、お茶づくりの古い歴史を持っているのは実は豊田市の方なんですよ。
豊田市内を車で走っていると、チラホラと「茶」の文字が目に入ってきます。数ある茶舗の中でも私がいつも抹茶を買うのがこちら。
高香園(こうかえん)
お薦めしたい理由は4つ。
美味しい!
まだまだ全ての茶舗を巡れてはいませんが、かなり美味しいです。Hanaが巡った茶舗野中でもトップ5にランクイン。お茶の味がしっかりし、嫌な苦味がありません。
お抹茶を普段飲まない方へのプレゼントにもオススメです。ここのお茶を飲めば、「お茶はやっぱり苦くて嫌い。」ということはありえません。
安い!
- 長安(ちょうあん)30g 2,500円(税抜)
- 千代昔(ちよむかし)30g 1,600円(税抜)
- 初昔(はつむかし)30g 1,000円(税抜)
上記はオンラインストア価格。店舗ではもっとお値打ちに購入できるよ。

ちなみにこちらの最高級抹茶は、店舗価格だと40gで3,000円。まだ飲んだことがありません。だって上から3つ目のランクの抹茶、1500円/40g でも十分美味しいんですもん。
超有名店の一保堂ですと、このレベルは2300円くらいするのでは・・?なのに、1500円というかなりのクオリティ。お抹茶好きにはたまらない。ここだけの話・・・・・味は京都の超有名店クラス、なのにお値段は2割引。

こだわりの手摘み茶葉
こちらの茶葉はなんと、全て、手摘み!
すごいです。人手不足が深刻な昨今、機械で収穫するお茶屋さんが多い中、高香園ではお店のこだわりとして、今も全ての茶葉を手摘みで収穫されています。
5月になると店頭に「お茶摘みさん募集」という貼り紙が。またお茶を買いに行くと、お店の名物おばあちゃんからも茶摘みっ子にスカウトされます。笑 お茶摘み体験イベントも行っており、地元の方々初め大盛況のようです。先日お店にいた時も、ちょうど体験のご家族がお見えになられたのですが、もうすぐ満席・・と言われていました。逆にお金を払ってでも経験したい、今では貴重となったお茶摘みなんですね。
THE 町のお茶屋さん
お茶って、ひと昔前までは食卓になくてはならない存在でしたよね。だから町にはお茶屋さんがたくさんあり、どの家庭にも”うちのお茶屋さん”が近所にありました。私も「いつも行く近所のお店」が子供のころ大好きでした。家族じゃないけど成長を見守ってくれるおじいとおばあが近所にいる、あのあったかい感じ・・・、まだこのお茶屋さんには残っています!
いつ行っても、近所のお母さんやお父さん、子供たち、誰かがお店の中にいます!笑 そしてお店のおばあちゃんが「お茶飲んで行きなさい」と言って、皆にお茶を出して、おばあちゃんと談笑。そして次第に近所の人同士、子供同士が談笑・・というまるで公民館のようなスペースに。笑
そんな光景をみてほっと癒されたりして。あ〜お茶ってこうだよなぁって。こんなあったかいお店だから、今でも手摘みで茶葉の収穫ができるのかな。例年、近所の人が多数ボランティアで参加してくれるそうです。
お店のおばあちゃん、何回行っても私のことは覚えてくれてないのですが、笑 いつもニコニコあったか〜くお店で迎えてくれます。「お茶好きなの?」って毎回聞いてくる、そんなおばあちゃんが可愛くて、お店を訪れる楽しみの一つにもなっています。
この日はお抹茶を買ったら、おばあちゃんの畑でとれたというミカンをいただきました。
パッケージ、シンプル!お茶以外のコストを徹底的に省いている・・・。
高香園のお抹茶はお店のホームページからも購入可能です。店頭価格よりも少しお高く設定されていますが、その分パッケージが豪華に。贈り物にはこちらが良いかもしれませんね。
毎日お抹茶を飲んでいるHanaが忖度無しで太鼓判!豊田の茶舗 高香園でした。