福岡県太宰府市・天開稲荷社の名水、その名も「天開水」を求めて太宰府天満宮にいって参りましたよ。太宰府天満宮の奥には茶人重要スポット表千家茶道会館もあります。
天開稲荷神社は、太宰府天満宮の裏山にひっそりと佇む、知る人ぞ知るパワースポットです。多くの人は太宰府名物・梅が枝餅などの路面店で賑わう天満宮参道を通って、楼門→本殿と参拝されるので、本殿の奥にあるこちらの神社まで辿り着かれる方はなかなかいないようです。しかもこの神社は本殿の真裏にある訳ではなく、くねくねとした山を登って行かねばなりませんので、まさに知る人ぞ知る場所なのです。

近年では、こちらの奥の院という祠が超強力なパワースポットとして地元以外の人にも知られてきているようです。この日、天満宮隣の「HOTEL CULTIA 太宰府」に宿泊したのですが、こちらのコンシェルジュの方も、もう何度も訪れていると仰っていました。
季節は冬。16時も過ぎると辺りは既に暗くなっているので、早朝に訪れることにしました。
そして、翌日・・・朝6時に起床し、いざ参らん!
天満宮本殿を抜け、(写真がブレていますが、本殿に向かって右側の通路。)
こちらのお食事処さんの前を通って、天開稲荷神社に続く道へ。(意外や意外、本殿の裏側にも梅ヶ枝餅が食べれるお茶屋さんなど、たくさんありましたよ〜。梅の木がたくさん植えられていて、2月〜3月はとっても綺麗なんだろうな)


社に続く階段の両脇には奉納された旗がたくさん。3000円から受付可能だそうで、意外にお値打ちです!地元企業はもちろん、個人名でも沢山の旗が奉納されていました。
なかなかの山道に見えますが、15~20分程のショートコース。必ずたどり着けますのでご安心を。しかしながら、山道を登って行くので油断は禁物です。神社までの道はきちんと整備されていますが、ハイヒールなどの歩きにくい靴は避けて、スニーカーが良いと思います。。特に最後のこの急こう配な階段!少し遠回りになるようですが、なだらかな道もありましたよ。


鈴が沢山あってどれを鳴らせばよいの?と、一瞬戸惑いますが、近くに寄ってみると、手前にある鈴は十二支の鈴。まずはご自身の干支の鈴を鳴らし、奥の本鈴(?)を鳴らして参拝するようです。早朝ということもあり、人の気配がありません。

天満宮にもありましたが、一枚岩の手水です。天満宮の手水は、天満宮から更に登ったところにある宝満山から採掘されたものだといいます。こちらの手水も同じかな?


そしてそして、こちらの手水の隣に・・・
ありました!太宰府の名水・天開水!
蛇口の部分、文字が消えかかってますが「美味しいお水をどうぞ。」とメッセージがありました。お言葉に甘えて早速飲ませていただきました!少々山登りしてきたせいもあるのか、とても美味しく感じましたよ〜。名水はどこもまろやかな味わい。
そしてそして、この天開水の奥に見える鳥居。
・・・気になりますか?
気になりますよね??
はい!こちら、超強力パワースポットとして名高い「奥の院」に続く道でございます。非常にわかりやすい案内看板です。奥の院は天開稲荷神社の社のほぼ真裏、少し階段を登った場所にございます。

なんだか不思議な祠です。天開稲荷神社を訪れた際には、忘れずにこちらの奥の院まで訪れてください。強力なパワースポットして名高い場所。ご利益があることを願って・・。
太宰府天満宮周辺には他にも紅葉が美しいことで有名な竈門神社やだざいふ遊園地・九州国立博物館など、実は天満宮以外にも見所がたくさんです。天満宮と合わせて訪れるのもおすすめです。
<おまけ>
太宰府天満宮境内のある木の幹に、ハートのマークがありますよ。
