
こんにちは、Hanaです!

Hachiで〜す!
今日は「Hanaのマル秘シリーズ」。お口チャック全開!言いたい放題!ご注意ください。とても興味深い記事を見つけましたのでご紹介させてください。
安井節子様の「龍玄としさん絶賛応援ブログ」でのこちらの記事です!
こちらの記事では、日本を代表するロックバンドXJAPANのボーカルToshiさんがテレビ出演したときにお話されたエピソードが取り上げられています。そのときのエピソードが茶人にとっては実に興味深い。
このテレビの放送日は2014年、当時Toshiさんの趣味は茶道でした。あるとき、お稽古で勢い余ってお茶碗を持って転んでしまったことがあり、その時その場にいた人全員が、お茶碗の方に駆け寄り、転んで捻挫したToshiさんの心配はしてくれなかった・・というもの。
その時の捻挫の影響で正座ができなかったそうですが(かなりの転び方ですね!)、そのお茶碗は値段がつけられないほどの価値のあるものだったそう。申し訳ないなと思い、Toshiさんは骨董品屋さんへ。そこでなんと同じ種類のものをかなりお安く発見!購入、そっと水屋に戻しておいたそうです。

値段がつけられないものなのに、お安く売ってたって・・笑
自身に当てはめると、想像しただけでぞっとしてしまいますが、Toshiさんは同時にその場にいた人にお茶碗ばかりを心配されたことがちょっと悲しかったようです。。
う〜ん、実に興味深いです。
実は以前、Hanaも似たような出来事を目にしたことがあります。
・・あるとき、ある場所でのお稽古・・
Hanaは気づきませんでしたが、お点前を練習していた人のお道具の持ち方が少し不安定だったようです。その時の担当であった先生がぴしゃりと一言。
「あなた、その持ち方は何!そのお茶碗はあなたの命がいくつあったって足りないんだからね!」

・・・・・
その生徒さんは慌てて、「申し訳ありません!」と謝罪してらっしゃいましたが、Hanaの中では「・・謝るのはこの人なのかな?」という、もやもやとした思いがむくむくと広がっていました。そしてHanaの中には一つの疑念が。それは、
この人、本当にお茶の先生?
他にも言い方があるよね。

・・・・・・・
例え高価な名のあるお道具だったとしても、人の命よりも大切な茶道具なんて存在するのでしょうか。
Hanaはそうは思いません。
例えどんなに値段がつけられないような貴重なモノでも、人の命がいくつあっても足りない貴重な茶道具があるなんて、誰にも思って欲しくないなと思います。
お茶会でも高価なお道具が珍重される傾向がありますが、本当は、大切なのはそこじゃないのだと思います。
もちろん名のあるお道具、手の込んだ高価な希少なお道具は素晴らしい。ですが、Hanaがお茶から教えてもらった最も大切なことは “人を思う心”。それには必ずしも高価なモノが必要なわけではないと思うのです。
もう数年前の事ですが、おそらく今後も一生忘れることのできないであろう出来事です。

お茶はお茶のことだけでなく、人生の色んなことを教えてくれたよ。
